会ったことないひとの葬式

ケッコンてのは家と家との結びつきとはよく言われるけど、それを実感するのが冠婚葬祭の時ですな。女房の母方に不幸があって千葉方面でお葬式。出てみて気づいたのだが、オレは故人とは一面識も無いのであった。でも、親族側の席というのに座って、ご焼香に訪れる人々に黙礼をしたりしている。きっと今、オレらに頭を下げた人のほうが数十倍も故人と親しいはずで、ちょっと複雑な心境であった。故人の孫とひ孫を会わせて30人以上が出席。ちょっとした託児所並みの騒々しさ。まあ、子供の笑い声に囲まれて冥土に旅立つというのも悪くはないな、とか思いました。ご冥福をお祈りいたします。