ナベしてみたはいいものの……

最近一番夢中になっているものはと自問自答してみれば
テニスでもなく当たり前だが仕事でもなく、小学生相手のミニバスなんですな。
同じ仕事10数年もやっていればほぼルーティンなわけで楽しさとは縁遠いし、
テニスは所詮大人の戯れ事なので、牛歩のごとき上達具合。
夢中というよりじっくりつき合うというスタンスです。
それに比べて小学生。マジで秒単位で上達しているのではなかろうか。
小学五年から中学二年ぐらいまでの子供を称して、スポーツ界では
「ゴールデンエイジ」と呼ぶそうな。
目で見たことを反復練習せずに、すぐにできるようになるぐらい、神経経路と
カラダのコーディネーションが優れている時期なのだそうです。
で、このゴールデンエイジの時期に神経系の運動ではなく
筋力を鍛える系のトレーニングをさせると、弊害ばかりが大きいという説もあるです。
ウサギ跳びなどもってのほか。バカ走りさせる持久力系の運動もできれば避けたい。
ひたすらテクニックに磨きをかけなさい、ということらしいですよ。
自分の子供時代のことを思い返すと、練習はとにかく走れ走れだったですよ。
それでヒザとかコシとか壊しましたよ。小学生なのにね。ひどい時代だ。

そんなわけでこの日も無我夢中でミニバス練習に行ったわけで、
セットオフェンス時の約束事の徹底、ならびに基本フォーメーションをみっちり。
言いたかないけど、バスケは頭を使うスポーツだよなあ……。
この日やったみたいなテクニカルな練習になると、ホントに知能差が出る。
学年関係なく「バスケ脳」の善し悪しがあからさま。
バカをバカとは言えず、噛んで含めるように何十回も言い聞かせるオレってば
ずいぶん気が長くなりましたよねえ。肉食控えめにした成果なのだろうーか?