年をとるということ

などと朝日新聞の投書みたいなタイトルですが、
いやはやホントに年をとったなあと思う瞬間は意外なところで訪れます。
昨日、犬を連れて散歩していたところ
我が家の近所にある猫の額ほどの小さな公園に高校生らしき少年らが
たむろしていたんですよ。まあ、見てくれは普通の高校生なんですが
彼らの右手にはタバコがはさまれていて、それはそれは美味そうに
プカプカ吸いながら、べちゃくちゃしゃべっているわけです。
制服姿でタバコかよ! と、なんでか知らんけど微妙に憤ったりしている
自分がおりまして、そのことに我ながらビックリ!
あれっ?いまオレ「このガキども偉そうに・・」とか思ってるよ。
おかしいにゃあ……
だって、オレ自信がタバコ吸い始めたの中学生からだし、
お酒も実家が飲食業だったのも手伝って、中三から生ビールぐびぐびやってたし、
まあそんなに悪くもなかったけど、品行方正ってわけでもなかったわけで。
そんなオレなのに、タバコ片手の制服姿になんだかイラついている……
こーゆーのを「年取った」と言うんではないだろうかと、
作用に思った次第であります。
腰が痛いとかヒザが痛いとか髪の毛薄いとかいうことよりも
なんだかちょっとショックだった我が精神の変節でありますな。